OracleDB

OracleDatabase 18cをLinux上にインストールする手順

2018年7月27日

こんにちは!土門大貴(daikidomon)です。

この記事ではオンプレミス版のOracle Database 18cをインストール手順を紹介します。

遂にOracle Database 18cのオンプレミス版がリリースされたので早速インストールしてみました。

クラウド版結構前にリリースされていたのですので待望のオンプレミス版です

なお、Oracle DB 18cはオンプレミス版でははOracle Database 12cR(12.2.0.2)という位置づけになるそうです。

Oracle Database 18c is now available for Download!

なお、本記事ではデータベースの作成(インスタンス作成)を行いませんので注意してください。

以下にデータベースの作成方法をまとめましたの参考にしてみてください。

Oracle 18cでデータベース・リスナーを作成する手順

こんにちは!土門大貴(daikidomon)です。 本記事ではオンプレミス版Oracle Database 18cの「デ ...

続きを見る

メディアの入手先

最新のOracleDatabaseは以下のサイトでダウンロードすることができます。

Oracle Database 18c (18.3)See All」⇒「Oracle Database 18c (18.3) for Linux x86-64」でダウンロードできます。

今後、最新のPSRのダウンロードは「Oracle Software Delivery Cloud」でダウンロードできます。

前提条件

今回は以下の環境でOracle Database 18c をインストールします。

ハードウェア条件

  • OS:Red Hat Enterprise for Linxu 7.3 (64Bit)
  • CPU:2 core
  • メモリ:4GB
  • Temp領域:8GB

必要なパッケージのインストール

RHEL7.3にOracleDatabase 18cをインストールするためのパッケージは以下になります。

  • bc
  • binutils-2.23.52.0.1-12.el7.x86_64
  • compat-libcap1-1.10-3.el7.x86_64
  • compat-libstdc++-33-3.2.3-71.el7.x86_64
  • glibc-2.17-36.el7.x86_64
  • glibc-devel-2.17-36.el7.x86_64
  • ksh
  • libaio-0.3.109-9.el7.x86_64
  • libaio-devel-0.3.109-9.el7.x86_64
  • libX11-1.6.0-2.1.el7.x86_64
  • libXau-1.0.8-2.1.el7.x86_64
  • libXi-1.7.2-1.el7.x86_64
  • libXtst-1.2.2-1.el7.x86_64
  • libgcc-4.8.2-3.el7.x86_64
  • libstdc++-4.8.2-3.el7.x86_64
  • libstdc++-devel-4.8.2-3.el7.x86_64
  • libxcb-1.9-5.el7.x86_64
  • make-3.82-19.el7.x86_64 make-3.82-19.el7.x86_64
  • smartmontools-6.2-4.el7.x86_64
  • sysstat-10.1.5-1.el7.x86_64

yumコマンドを使用して全てパッケージをインストールしてください。
yum install <package_name>
各OSやバージョンによって必要なパッケージが異なるので以下のマニュアルから確認してください。

参考:Linux x86-64プラットフォームのオペレーティング・システム要件

OS上の設定

OSユーザの作成

oracleユーザを作成します。

useradd oracle
passwd oracle

groupadd -g 54321 oinstall
groupadd -g 1100 dba
groupadd -g 1101 oper
groupadd -g 1102 backupdba
groupadd -g 1103 dgdba
groupadd -g 1104 kmdba
groupadd -g 1104 racdba
usermod -u 54321 -g oinstall -G dba,oper,backupdba,dgdba,kmdba oracle

 

12.2からはOSRACDBAグループが新規に追加されました。

dgdba」、「kmdba」、「racdba」ユーザーはDataGuard、暗号化、RACを使わない場合は必要ありません。

※今回は念のため作成しています。

インストールディレクトリの準備

rootユーザでインストールディレクトリを作成します。

mkdir -p /u01/app/oracle
mkdir -p /u01/app/oracle/product/18.0.0/dbhome_1
chown -R oracle:oinstall /u01/
chmod -R 775 /u01
chown oracle:oinstall /u01/app/oracle/product/18.0.0/dbhome_1

ネットワーク設定

ファイヤーウォールを無効化させます。

systemctl stop firewalld

今回は仮想OSにインストールするためDNSサーバがありません。

ホスト名をhostsへ記載します。

vi /etc/hosts
192.168.56.100 rhel73-18000 rhel73-18000.localhost.com

※ IPアドレスとホスト名は自身の環境に合わせてください。

インベントリ作成場所を設定

インベントリ作成場所は意外と忘れがちなので注意です。

vi /etc/oraInst.loc

inventory_loc=/u01/app/oracle/oraInventory
inst_group=oinstall

カーネルパラメータ設定

カーネルパラメータの設定のために/etc/sysctl.confに以下の内容を追記します。

vi /etc/sysctl.conf

kernel.sem = 250 32000 100 128
kernel.shmmni = 4096
kernel.shmall = 1073741824
kernel.shmmax = 4398046511104
net.core.rmem_default = 262144
net.core.rmem_max = 4194304
net.core.wmem_default = 262144
net.core.wmem_max = 1048576
fs.aio-max-nr = 1048576
fs.file-max = 6815744
net.ipv4.ip_local_port_range = 9000 65500

 

※ カーネルパラメータはサーバーによって変更する必要がありますので、適当な設定を行ってください。

シェル制限の設定

シェル制限を行うために「/etc/security/limits.conf」に以下を追記します。

vi /etc/security/limits.conf

oracle soft nproc 2048
oracle hard nproc 16384
oracle soft nofile 1024
oracle hard nofile 65536
oracle soft stack 10240
oracle hard stack 32768
oracle soft memlock 262144000
oracle hard memlock 262144000

「/etc/profile」にも以下の内容を追記します。

vi /etc/profile

# 以下の内容を/etc/profileに追記
if [ $USER = "oracle" ]; then
if [ $SHELL = "/bin/ksh" ]; then
ulimit -p 16384
ulimit -n 65536
else
ulimit -u 16384 -n 65536
fi
fi

「/etc/pam.d/login」に以下を追記します。

vi /etc/pam.d/login

session required /lib64/security/pam_limits.so
session required pam_limits.so

OracleDB 18cのインストール

準備が終わったらOracle Database 18cのインストールを行います。

今回からダウンロードしたzipファイルをインストール先に配置して展開する必要があります。

予め「ORACLE_HOME」のディレクトリは作成しておきましょう。

cd /u01/app/oracle/product/18.0.0/dbhome_1
cp -p /media/LINUX.X64_180000_db_home.zip .
unzip LINUX.X64_180000_db_home.zip

展開が終わったら前バージョンのように「runInstaller」でインストールを開始します。

./runInstaller

構成オプションの選択」で「ソフトウェアのみ設定」を選択します。

「構成オプションの選択」で「ソフトウェアのみの設定」を選択

データベース・インストール・オプションの選択」で「単一インスタンス・データベースのインストール」を選択します。

「データベース・インストール・オプションの選択」で「単一インスタンス・データベースのインストール」を選択。

データベース・エディションの選択」で「Enterprise Edition」を選択します。

「データベース・エディションの選択」で「Enterprise Edition」を選択。

インストール場所の指定」で「Oracleベース」を設定します。

ソフトウェアの場所は「ORACLE_HOME」が設定されていることを確認します。

「インストール場所の指定」で「Oracleベース」を設定。 ソフトウェアの場所は「ORACLE_HOME」が設定されていることを確認。

権限のあるオペレーティング・システム・グループ」で以下のように適切なグループが設定されていることを確認します。

「権限のあるオペレーティング・システム・グループ」で以下のように適切なグループが設定されていることを確認。

前提条件チェックの実行」を実施します。

「前提条件チェックの実行」を実施中。

前提条件チェックの実行」で検証結果を確認します。

※ 今回は仮想環境を使用したため物理メモリーが足りずに警告が出てますが、すべて無視にチェックを入れて次に進めます

「前提条件チェックの実行」で検証結果を確認。仮想環境のため物理メモリーが足りずに警告が出ているが無視。

サマリー」でグローバル設定の最終確認をします。

「サマリー」でグローバル設定の最終確認。

製品のインストール」画面が出たら、インストール中ですのしばらく待ちます。

「製品のインストール」画面が出たらインストール中なのでしばらく待つ。

以下の画面が出たら、「root」ユーザで赤枠の「root.sh」スクリプトを実行します。

rootユーザでORACLE_HOMEにある「root.sh」を実行
./root.sh

以下が実行ログになります。

[root@rhel73-18000 dbhome_1]# ./root.sh
Performing root user operation.

The following environment variables are set as:
ORACLE_OWNER= oracle
ORACLE_HOME= /u01/app/oracle/product/18.0.0/dbhome_1

Enter the full pathname of the local bin directory: [/usr/local/bin]:
The contents of "dbhome" have not changed. No need to overwrite.
The file "coraenv" already exists in /usr/local/bin. Overwrite it? (y/n)
[n]: y
Copying coraenv to /usr/local/bin ...

Entries will be added to the /etc/oratab file as needed by
Database Configuration Assistant when a database is created
Finished running generic part of root script.
Now product-specific root actions will be performed.
Do you want to setup Oracle Trace File Analyzer (TFA) now ? yes|[no] :

Oracle Trace File Analyzer (TFA - Non Daemon Mode) is available at :
/u01/app/oracle/product/18.0.0/dbhome_1/suptools/tfa/release/tfa_home/bin/tfactl

Note :
1. tfactl will use TFA Daemon Mode if TFA already running in Daemon Mode and user has access to TFA
2. tfactl will configure TFA Non Daemon Mode only if user has no access to TFA Daemon mode or TFA Daemon mode is not installed

OR

Oracle Trace File Analyzer (TFA - Daemon Mode) can be installed by running this script :
/u01/app/oracle/product/18.0.0/dbhome_1/suptools/tfa/release/tfa_home/install/roottfa.sh

以下の画面が出たら終了です、お疲れ様です。

runInstallerでOracle 18Cが正常にインストール完了。

インストールが完了したらoracleユーザの「.bash_profile」に以下の設定をしておきましょう。

SQL*Plus」や「lsnrctl」がすぐに使えるので便利です。

vi ~/.bash_profile

export ORACLE_BASE=/u01/app/oracle
export ORACLE_HOME=${ORACLE_BASE}/product/18.0.0/dbhome_1
export PATH=$ORACLE_HOME/bin:$ORACLE_HOME/jdk/bin:${PATH}
export LD_LIBRARY_PATH=$ORACLE_HOME/lib
export NLS_LANG=JAPANESE_JAPAN.UTF8

 

以上でインストールが完了です、お疲れ様です。

参考Installation Guide for Linux

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